今日はストウブ初心者必携のレシピ本を2冊紹介します。うち1冊は初心者じゃなくても断然使える本です
ストウブがお家にやって来て、さて何作ろう?どうやって使えばいいんだろう?と思うストウブ初心者も多いかと思います。
巷であふれているレシピサイトで良さげなものを調べてくるのも良いですが、レシピ本で簡単シンプルな基本料理から学んで、ストウブ料理の腕をメキメキ上達させるのも断然おすすめです。
特に今回紹介する2冊のレシピ本は、数あるストウブレシピ本の中から選び抜いた厳選のもので、
・載ってる料理が美味しい(基本中の基本)
・ストウブの基本的な使い方がわかる
・つくるのも簡単
・材料が手に入りやすいものばかり
という優れものです。特に2冊めで紹介する「ストウブで無水調理」はストウブ初心者で無い人にも読んでもらいたいレシピ本になっています。
それでは、それぞれのレシピ本のおすすめポイントを紹介していきます。
1冊目. はじめてのストウブ 素材別シンプル美味しいレシピ(みない きぬこ)
このレシピ本はこんな人におすすめ
・ストウブ購入にあたり、ストウブレシピ本を探している人
・ストウブを持っているけど、何を作ったらいいのかあまり分からない人
それではこの本のポイントを見ていきます
材料がシンプルなのが良い
レシピ本って、ものによっては凝った材料を使っていることが多くありませんか?え、子羊の挽肉!?そんなの家にないし、近所のスーパーで売ってるのかな‥と思ってしまうと、そのレシピの料理を作る気が失せますよね。
この「はじめてのストウブ」なら、例えば’トマトステーキ’のレシピがあるのですが、食材はトマトとニンニクと調味料だけです。超絶シンプル!これを見ると、私でも作れそうと思ってしまう(そして実際に作れてしまう)
作るのが簡単で美味い
食材がシンプルな上に、調理法も簡単です。「食材を切る」、「調味料を入れる」、「火にかける」、「火加減を調整する」、「放置する」ということができる人なら作れます。そう、大抵の人ができる事ばかりで、めっちゃ簡単なのです
そして重要なのが美味しい事。例えば、「トマトの水分だけで煮込むトマトスープのレシピ」が載っているのですが(さっきからトマトばかりで恐縮です)、初めて作って見ると、凝縮されたトマトの旨みが広がりものすごく美味い。美味いどころではない、これが素材の味というやつか、と感動したことがあります。
シンプルながら美味しいストウブ料理。魔法の鍋ですね
基本の調理方法を学べる
茹でる、煮る、蒸す、焼くという基本の調理方法が一通りマスターできます。ストウブ鍋は、普通のお鍋の調理方法とはほんの少しだけ違っているので、この違うポイントを学べる良い機会ですね。
中級者以上には物足りない
これは注意点になりますが、ストウブを使った料理を一通り作れて、自分で多少なりともアレンジもできるよ!という人にはこの本はあまり向いてません。2冊目に紹介する「ストウブで無水調理」が断然おすすめです
ストウブで無水調理(大橋由香)
このレシピ本は、プロ以外のストウブユーザー皆におすすめしたい。ストウブ買ったばかりの人も、ちょっとはストウブ料理作ってますよという人も、みんなマストバイならぬマストリード。そんな「STAUB(ストウブ)で無水調理」のおすすめポイントを挙げていきます
無水調理のコツが分かる
無水調理と聞くと、「難しそう」「上級者向けだよね」と思いがちですが、実はそうではなくて、ストウブを持っていて、やり方さえ理解すれば簡単にできちゃいます。そんな無水調理のコツを丁寧かつ論理的に教えてくれるのがこの、「ストウブで無水調理」です。
無水調理を極めている人以外は、是非一度読んでみてほしい
無水調理の旨さが実感できる
無水調理って水を加えてない分、素材の旨味が凝集してめちゃくちゃ美味いんです。そんな無水調理のおいしさを実体験できますよ
しかも、肉系、魚系、野菜系、ご飯系、その他と、バランス良くレシピが選ばれているのもGood!なんとスモーク調理やおやつまであります。特にストウブでスモーク調理って良いんですよね
説明が丁寧で分かりやすく、何故そうするのかが理解できる
レシピ本なので、パッと見て分かりやすいのは必須条件だと思いますが、分かりやすいだけで無く、「なぜそうするのか」ということをポイントポイントで書いてくれています。
この説明があるからこそ、ちょっとアレンジしたり違う料理を作ったりする時にも、応用できたりするわけです!理解するって大事
レシピを見て作る+料理の知識を実際に学ぶ=料理スキルのレベルアップ
となるわけです。この本を一冊読んで、実践するだけでかなり料理上手になれると思います。私も一通り料理できるようになりましたもの。今では肉の塊の扱いも、スモーク調理もドンと来いです
調味料が少なく済む
これは本の中にも書かれていることですが、普通のお鍋で作るときよりも断然調味料を使用する量が少なく済みます。それでいて味が薄いとかいうことは無く、むしろ野菜の甘みであったり、肉の旨みであったり、そういった材料の旨みが際立つのです。
「じゃがいも蒸し」なんて、調味料はオリーブオイルと塩だけですからね。ほんま調味料少ない。シンプルイズベスト
「煮物に砂糖を入れるのって、余分じゃないのかな・・」と感じている人には打ってつけですよ。
中級者以上にもおすすめ
最後に伝えておきたいのは、ストウブ中級者以上にもおすすめだということ。というか何度も言ってますがプロの方以外は皆におすすめ。
前にも書きましたが、この本を読んで理解して実践すれば、(ストウブ)料理上手になれる。ここまできちんと書かれているストウブレシピ本は今のところ無いんじゃないかな。
まとめ
ストウブ初心者におすすめのレシピ本2冊紹介してきましたが、
・ストウブ購入と同時にプレゼントなら「はじめてのストウブ」
・2冊目のレシピ本として、またはストウブを持っているけど今いち料理が上手くいかないという人なら「ストウブで無水調理」
が良いと思います。私は両方買ってほんと良かったです。美味しいし、家族も喜んでくれるし。
良質なレシピ本で、良いストウブ生活を!