ワインだけを飲んで楽しむのも、もちろん美味しいのですが、お酒と合う「おつまみ」や「料理」があると、更にワインの美味しさが引き立ちますよね。
お酒と料理が絶妙に調和して、相乗効果で美味しくなることをマリアージュと言ったりしますが、今日はワインとのマリアージュの良い、ワインがどんどん飲みたくなる激ウマ料理レシピを紹介していきます。
わたしが実際に作ってみて、美味しかったものだけを載せていますよ!
肉料理
洋風ポークケッチャップ
1品目は、厚切り豚を使った、洋風ポークケチャップ。
実際に作ってみると、
- お肉を調味料に少しの間漬け込んで
- 焼いて
- タレとからめる
この3工程だけなのに、お店で出されていても違和感のない料理。それくらい美味しい一品。
ケチャップとウスターソースの味が絶妙にマッチして、お肉とワインが合うこと合うこと。果実味あふれる赤ワインだと、この料理くらい味がしっかり付いているものの方が良く合いますね。
いや、ほんと旨い。ワインとも合うのはもちろん、子供も大好きじゃないかな、これ。そこそこ良い豚肉を使ったら、ものすごいご馳走になること間違いなし。
ワインとしては、
断然赤ワイン(果実味たっぷりなもの)だけど、白ワインもふくよかなものだと合いますね。あとはロゼスパークリングも良いですよ。
おすすめワイン:オープンナウ、南仏のビオワイン。スパイシーだけど果実味があり、豚も鶏もお手の物。
元ハンバーグ職人直伝!牛ステーキ
2品目は、牛ステーキ。
この牛ステーキほんと旨い!!
今までただなんとなく焼いていたのがもったいなさ過ぎると、後悔してしまうくらい。焼き方ひとつ違うだけで、出来上がりの差が実感できるレシピ。
あと、我が家にも鉄板が欲しくなる。買えないけど。
良いステーキ肉を手に入れたら、是非一度作ってみて欲しい。
そして、このステーキと合うワインは、「ミディアム~フルボディの赤ワイン」で是非。
おすすめワイン:マトゥア リージョナル・ピノ・ノワール マルボロ。NZの果実味豊かなピノ・ノワール。ステーキとの相性も抜群
ハニーマスタードチキン
お次はハニーマスタードチキン。
下味をつけて後は焼くだけの簡単、旨々レシピ。
蜂蜜とマスタードでどんな味になるかと思いきや、鶏とのマッチングがよく、絶妙なバランスに。パクパクと食べてしまう。
相性の良いワインについては、料理に蜂蜜をつかっているため、蜜の風味を感じられる白ワインが驚くほどよく合う。その衝撃は一度味わって欲しい。
「マリアージュって、こういうことだったんだ!!」
と、新たな境地にたどり着けるかも。ワイン経験値、レベルアップ間違いなし。
おすすめのワイン:ローソンズ ドライ ヒルズ・ゲヴュルツトラミネール。蜜と果実のフルーティーさが抜群で蜂蜜マスタードとの相性ばっちり。
ローストビーフ
パーティ料理なんかにも良いローストビーフ
上のレシピはストウブ鍋を使ったお気に入りのレシピだけど、ストウブなんて持ってないという人には、このレシピがおすすめ↓↓↓
パーティーと言えばローストビーフ。ローストビーフと言えばスパークリングワイン。ということで、お家でちょっとした記念などにつくるパーティー料理としては、最適です。間違いない。
一度つくると、スーパーとかで売ってるローストビーフを買おうとは思わなくなってしまいました。
パーティなんかだと、ローストビーフに合って、しかも華やかさを演出できるワインがいいですよね!そんなときは、甘すぎないロゼスパークリングがピッタリです。
おすすめワイン:ロジャー・グラート カヴァ ロゼ。華やかで旨みがある、ずっと飲んでいられるロゼスパークリングワイン。
元ステーキ職人直伝!ハンバーグ
またまた出ました元職人レシピ。お次は激ウマのハンバーグです。
この方(しるびー1978さん)のレシピはどれも美味しくて、いつも重宝しています。
ハンバーグは肉汁があふれてきて、ものすごくジューシー。煮込みの味付けも赤ワインとソースベースで非常に旨い。書いてるだけで、食べたときの記憶がよみがえり、涎があふれそうになる。それほどおすすめできるハンバーグレシピですよ。
このハンバーグとは、どっしりし過ぎていない赤ワインが合いますね。
おすすめのワイン:コノスル ピノ・ノワール 20バレル。渋すぎず、ピノ・ノワールにしては力強い。ハンバーグにも負けない、むしろお互い高めあって絶妙なマリアージュを見せてくれます。
ぷりぷり鶏肉のコチュジャン焼き
鶏肉を使った甘辛コチュジャン焼きです。
ちょっと甘くてピリ辛のコチュジャンタレに絡まった、ぷりぷりの鶏肉が堪らない!
お酒もご飯も進む、絶妙な逸品です。
鶏の甘辛焼きと合うワインとしては、ちょっぴり甘めのスパークリングなんかが良いなと個人的には考えています。
おすすめのワイン:ロジャー グラート レゼルバ ドゥミ セック。ちょっと甘めの極ウマスパークリングワイン。甘辛に合わせるならこれしかない。
すき焼き風牛肉煮込み
お鍋で煮るだけでできる、簡単すき焼き風の牛肉煮込み。
食材も薄切り牛肉と、白菜があればできるという優れもの。
「ああ、今日は凝った料理つくりたくないな。けどワインと料理は楽しみたいな……」なんていう我侭な要求にばっちり答えてくれるお手軽料理です。
お手軽だけど、すき焼き風に味付けされた牛肉と赤ワインとの相性がばっちりで、赤ワインが進む進む。
相性の良いワインは、渋みがきつすぎない赤ワイン。ピノ・ノワールやメルローあたりが良いですよ。
魚料理
タラの彩り野菜あんかけ
ここから魚料理の紹介に入ります。1品目は、鱈(たら)の野菜あんかけです。
実際に作ってみると非常に簡単にできて、しかもめちゃくちゃ美味しい鱈のあんかけ。めんつゆベースの”あん”と鷹の爪をいれることによるピリ辛加減と淡白な鱈とがマッチングしています。
簡単美味しいので、是非ともタラの季節である冬に作っていただきたい一品です。
タラのあんかけと絶妙なマリアージュのワインは、こくや風味あふれる白かな。
おすすめワイン:オーシエール ブラン。南仏の果実味あふれてコクもあるシャルドネ。
鯛の昆布締め
魚料理2品目は、鯛の昆布締め。
こちらも秋から冬にかけて美味しくなる鯛を使ったレシピになりますが、生食用の鯛(金目鯛なら尚良し!)を昆布締めするだけで、昆布の旨みがぎゅっと鯛に合わさりウマウマに。
昆布と鯛があれば簡単にできるので、仕込んでおくだけで食べれるのもGood!ずぼらをしたいお正月なんかには、毎年つくっております。
生の魚と合わせるワインは、ある程度選ばないと、マリアージュとはかけ離れてしまいますが、樽香のしないスッキリでミネラル感のある白ワインだと良く合うと思います。
おすすめのワイン:トリンバック アルザス リースリング。フランスアルザス地方の、すっきりミネラル感のある白ワイン。けれど味わい深く、鯛とも合ってしまう。
その他(パスタなど)
和風スパゲッティ
おすすめの和風パスタ。
ベーコン・バター・醤油を使うので、ワイン欲と食欲をめちゃくちゃ掻き立てられる味付け。しかも食材も応用が利いて大助かりなレシピになってます。
ベーコンに燻製風味が付いていたらなお良し。今日は休日だし昼からちょっとワイン空けちゃおうか、けどご飯は簡単につくれるやつで!という時に凄く重宝しています。
和風パスタと相性の良いワインは、すっきり白ワインや、すっきりスパークリングがいいかな。すっきりスパークリングといえば、日本のワインも負けてません。
おすすめワイン:ルミエール スパークリング甲州。
お手軽おつまみ
トマトと生ハムのマリネ
お手軽おつまみに、トマトと生ハムのマリネ。
玉ねぎも使っていますが、最悪、トマトと生ハムさえあれば、ちゃちゃっとすぐに作れてしまう、激ウマのマリネ。もちろん玉ねぎがあった方が断然おいしいですけどね。食後に飲む一品としてはもちろん、普段の食卓のプラス一品としても使えます!
オリーブオイルと酢のバランスが絶妙で、他の味付けにも応用できそう。味付けの調整には酢と胡椒の量で調整を。
トマトと生ハムマリネとは、程よい酸味のある白ワインで、マリネの酸っぱさとあわせていきましょう。
おすすめワイン:M.シャプティエ ペイ ドック ブラン。酸味もあり、果実味もあり。マリネとの相性抜群。
この食事に合うワインは何だろう?
と、考えて選ぶのも一つの楽しみですよね。
意外な組み合わせが合うこともあったりして、それも面白かったりします。
良いマリアージュで良いワイン生活を!
家でも絶対ワイングラスを使うべき理由とは?ワインの実質コスパ向上
簡単につくれる激ウマローストビーフレシピ
ストウブでつくる簡単・やわらか・美味しいローストビーフのレシピ!