今日は、スパークリングワインの中でも「甘口」の美味しいワインを紹介していきます。いずれも実際に飲んでおすすめのものだけを載せていますよー
パーティでの乾杯に欠かせないスパークリングワイン。何より空ける時の「ポンッ!」という音が好きだったりします。「お、スパークリングが来るぞ!」という期待が膨みますからね。
スパークリングワインといえば、シュワシュワと泡を出しながら黄金色に輝く白スパークリングワインや、華やかなローズ色で食卓を彩ってくれるロゼスパークリングなどもあり、見た目だけでも非常に美しい。
スパークリングワインの味にも、「甘口」と「辛口」がありますが、甘口のものは、辛いお酒が苦手な女性などにも喜ばれることが多いため、パーティや、プレゼント・贈り物にももってこいですね(プレゼントする時は好みは把握しときましょうね)。
個人的に甘口スパークリングワインをよく使う場面としては、
・今日は昼から飲んじゃうぞーという時
・女性へのちょっとした贈り物
御託はいい。おすすめ甘口スパークリングワインを見たいんだという方はこちらから
スパークリングワインとシャンパンの違いとは?
よく疑問として出てくるのが、シャンパンとスパークリングワインって違うものなの?という質問なのですが、
簡単に言うと、
・スパークリングワインとは、発泡性のワインである(しゅわしゅわ炭酸)
・シャンパンとはスパークリングワインの一種である。
そして、フランスのシャンパーニュ地方で作られたスパークリングワインであり、[国立原産地名称研究所]がAOCスパークリングワインと認めたワインのことを言う
シャンパンの説明が長いですが、シャンパーニュ地方で作られ、非常に厳格な基準を満たすものだけをシャンパンと名乗れるのです。だから少しお高くなってしまうんですねー
スパークリングワインの中でも特別なものというイメージでも間違ってないです。
「シャンパーニュ地方って言うけど、どこからがシャンパーニュ地方になって境界線はどこ?」
とか
「非常に厳格な基準て何?」
といったことなど、知ると面白いことがいっぱいあります。ですがそれはまた別の記事で書くことにします。
今回知っておくことは、
・シャンパンはその中でも特別で、シャンパーニュ地方で作られて厳格な審査に通ったもの
です!今日はシャンパンからも何本かおすすめを紹介しますよー
【甘口部門】おすすめスパークリングワイン10選!
その1 ヴーヴクリコ ドゥミ セック(ホワイトラベル)
シャンパンから、「ヴーヴ・クリコ ドゥミ・セック」(Veuve Clicquot Demi Sec)。
ヴーヴ クリコのホワイトラベルとも言われていますね。
ドゥミセックとはなんだ?という疑問にお答えすると、スパークリングワインの残糖度、つまりはワイン中の糖度で甘さ辛さの段階をあらわしています。他には”ブリュット(Brut)”とか見たことがあるのではないでしょうか。
その中でも、”ドゥミ セック” は中甘口といったところで、6段階で分けると2番目に甘いという分類です。これより甘いのは”ドゥー(Doux)”だけですね。ドゥミセックはイメージ的には、ほどよく甘いよー、という感じです。甘口・辛口の表記は覚えておくとワイン選びにすごく便利ですよー
超辛口 ⇒ エクストラ ブリュット(Extra Brut)
だいぶ辛口 ⇒ ブリュット(Brut)
辛口 ⇒ エクストラ ドライ(Extra Dry) または エクストラ セック
ちょい辛口 ⇒ セック(Sec) または ドライ(Dry)
中甘口 ⇒ ドゥミ セック(Demi Sec)
甘口 ⇒ ドゥー(Doux)
ヴーヴ・クリコの話題に戻りますが、果実味ある甘さと軽やかさ・スッキリ感とのバランスがほんと素晴らしい。桃や洋梨、柑橘系のくだものの香りがあふれ、ほどよい甘さにおぼれながらも、意外と爽快!
うまい!さすが伝統あるヴーヴ クリコ
やっぱりシャンパンはこうでないと。わたしの懐具合では、毎日パカパカ飲むことはできないけれど、ちょっと特別な日なんかに空けたいおすすめの1本。
ヴーヴクリコのロゼは飲んだことあるけど、これは無いなという人への特別なプレゼントにも良いですね。
食前酒としてもGood。食後のデザートとともに絶妙なマリアージュを楽しむのも最高の体験ですよ。
その2 ロジャー グラート ドゥミ セック カヴァ
わたしが個人的にすごく好きな、甘口スパークリングワインである「ロジャー・グラート ドゥミ・セック」(Roger Goulart Demi Sec)
スペイン産のカヴァで、一時期、ドンペリ ロゼより美味い!?とテレビで話題になっていた「ロジャー グラート ロゼ」と同じシリーズになります。
味はほんのり甘めで、口に含むと柑橘・りんご・蜜の風味が感じられる素敵なワイン。はじめて飲んだときから惚れ込んでいて、食卓にあがるとテンションが一気にMAXに!!
2000円せずに買えるので、普段飲みにもなんとか使えるのが嬉しいポイント
甘すぎないから意外とどんな食事にも合ったりします。あっさりおつまみの生ハムやトマトマリネもよいですし、キムチ鍋などのピリ辛系の食事にあわせるのも美味しいんです。我が家では冬に「辛い系鍋」+「ロジャーグラート ドゥミセック」で合わせて楽しむのが恒例となってますね
その3 ブラウンブラザーズ ジビッボ ローザ
おすすめ3つ目は、華やかな甘口のロゼワイン「ブラウン・ブラザーズ ジビッボ ローザ」(Brown Brothers Zibibbo Rosa)
ロゼスパークリングワインって辛口も結構多いのですが、これはしっかり甘口になってます。桃やベリーのちょっと甘めなフルーティー感がありながら、後味が甘ったるすぎることなく。
ローズのようなオシャレな見た目と、シュワっと甘口のテイストで、パーティーや女子会なんかにピッタリですね。もちろん男子会でもバシバシつかってください
こちらは食中よりも、食前・食後・デザートとともに飲むのがよいですよ
その4 マテウス ロゼ
ロゼをもう一本紹介。
ボトルが可愛らしい、ポルトガルのスパークリングロゼワイン 「マテウス ロゼ」。
30年以上も前から輸入され販売されているロゼスパークリングワインで、世界的にも有名ですね。
いちごやベリー系の風味があり、微発泡でほんのり甘口。ボトルのキュートさに反して、さっぱりと頂けるワインとなってます。ほんのりアルコール感があるので人によっては向き不向きがあるかも。デザートに合わせて飲むのがおすすめ。
値段も1000円せずに買えたりするので、コスパ良くお手頃にロゼワインを飲めてよいですね。ボトルの可愛らしさが気になっているけど、どんなワインなんだろうと気になっている人は一度飲んでみてください。
その5 ラリアンス ドゥミ セック
フランス・ボルドー地方生産のスパークリングワイン「ラリアンス ドゥミ セック」(L’Alliance Demi Sec)
このワイン、甘すぎず・さっぱりし過ぎず、個人的にちょうど良いバランスを保っていると思う1本
柑橘と青りんごの香りがただよい、蜜の風味もかんじられる。食事中に飲むなら、辛めの料理か濃い目の味付けの豚・鶏肉なんかが良いなー。わたしは先日は、「鶏肉の甘辛コチュジャン焼き」と合わせました。うまー
その6 テタンジェ ノクターン セック
紫色のラベルがエレガントで素敵なシャンパンの「テタンジェ ノクターン セック」
ノクターンとは「夜想曲」という意味で、ショパンの作品を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
このテタンジェ ノクターン セックは、ロマンチック・エレガント・甘美という言葉がピッタリな甘口ワインで、一口飲むと虜となってしまうこと間違いなし。
熟成された果実と蜂蜜のアロマが濃厚で、一瞬時間を忘れてしまうほど。甘さは「セック」ということもあり、ちょっと甘めでちょうど良い。すごく良い気持ちで酔える甘美なシャンパンです。
音楽を聴きながら、月でも見ながら、大切な人と語らいながら、そんなシーンにピッタリですよ。
テタンジェ ブランドのシャンパンは、4年連続でノーベル賞晩餐会でも提供されたりしているのです。すごい
その7 バック エクストリシモ セミ セコ
スペイン産の甘口カヴァである「バック エクストリシモ セミ セコ」
スペインの北東部カタルーニャ州が本拠地であるコドーニュ社が生産しています。このコドーニュはスペインで初めてカヴァの製造に成功したところでもあります。また、王室御用達で、王室に質の良いカヴァを提供し続けているのがコドーニュです。
バック エクストリシモ セミ セコの実際のぶどう生産地はペネデス地方です。お味のほうは、柑橘と蜜の香りが立ち、非常にフルーティーで甘みと少しの酸味がバランスよく仕上がってます。
生ハムやブルーチーズ、濃い目の食事とのマリアージュが抜群です。
1000円台で買えるのもおすすめポイントです
その8 ガンチア アスティ スプマンテ
イタリアの甘口スパークリングワインとして有名なアスティ・スプマンテ。種類も数多くある中で、「ガンチア アスティ スプマンテ」(Gancia ASTI Spumante)をピックアップ。
甘口!マスカットの香り!華やか!美味い!
と、特に女性に人気の甘口ワインです。(男性ですが)わたしも好きで、手に入りやすいアスティ スプマンテの中では一番好みですね。
甘めなので、食事と一緒に飲むよりも、食前酒やデザートとともに飲む方が断然おすすめです!我が家では、安いときに普段飲み用に買っています。
その9 ロベル セミ セコ
スペインのカヴァスパークリングワインの「ロベル セミ セコ」(Rovel’s Semi Seco)
柑橘と蜜とりんごの香りが感じられる、ほんのり甘口のカヴァ。甘すぎないので食事にもあわせられます。
甘いワインの中には、1杯でもう十分、これ以上は飽きる、というワインもあったりしますが、このロベル セミセコは、2000円前後で買えるわりには上質・上品で飽きのこない甘口ワインです。
その10 モエシャンドン ネクター アンペリアル
ラスト10選目のおすすめは、有名モエシャンの中でも甘めの「モエシャンドン ネクター アンペリアル」(Moët et Chandon Nectar Impérial)
みんな大好きモエシャンドン!(好きじゃない人ごめんなさい)
華やかな香りが特に気に入っているモエシャンドンですが、通常モエシャンもロゼも辛口なんですよね。
・(辛い)お酒がそれほど得意ではない人がいる
というときにはネクターがピッタリだと思います。ちょっと甘めで、とろける安心感を感じられる。ふしぎ。さすが優等生のモエでした。
まとめ
本当に美味しい甘口スパークリングワイン10選、いかがでしたか?
シャンパン、カヴァ、それ以外のスパークリングワインの中からバランス良く選びました。世界には美味しい甘口ワインがまだまだ存在してます。是非自分のお気に入りワインを見つけてみてください。
良質な甘口ワインで、優雅な生活を!
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