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ワイン初心者のための白ワイン選び講座[その3]至高の酸味を味わう

ワインを飲み始めた人も、ワインを飲み始めようかなと思っている人も、

こんにちは!いつも読んでいただきありがとうございます!!

「ワイン初心者のための白ワイン選び講座」

では、ワイン初心者のために入門編として飲むワインを紹介し、ワインを選ぶ力を身につけ、最終的には自らの力で美味しいワインを選べるようになっていく講座です!

リカーショップでも店員さんと楽しくワイン選びすることができますよー!

レストランでワイン選び

前回の「その2」では、ライチと花の香りがとっても華やかで優雅な気分に浸れる。そんなワインである、「コノスル ゲヴュルツトラミネール ビシクレタ」を紹介しました!

飲んでいただけましたか?

「ワインってこんなに華やかな香りがするんだ!!」

と実感できたのではと思います

まだ記事を読んでいないよ、ワインを飲んでいないよという人は、その2の記事も読んでみてくださいね。

今回の「その3」のメインテーマは、

至高の酸味を味わう

です。

「酸味」ってすっぱいだけでしょー。至高の酸味とか言うけど、意味がわからなーい。

そうですよね。わたしも今日紹介するワインを飲むまでは、ワインの酸味が正直苦手でした。

酸っぱいし、なんか胃液みたいな(汚い話でごめんなさいね)。

お店で飲むときも、酸っぱくない白ワインください!と言っていたくらいです。

ですが、そんなイヤーなイメージを覆して、酸味大好き!!フルーティーさと合わさると最高!!食事にも合いまくる!!と「ワインの酸味大好き人間」に変えてくれたのが今日紹介するワインです

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白ワイン入門[3本目]は、フレッシュで酸味もうま過ぎるマトゥア ソーヴィニヨン・ブラン マルボロ

ワイン初心者のあなたのために3本目に紹介する白ワインは、ニュージーランド、マルボロ産の

マトゥア リージョナル ソーヴィニヨン ブラン マルボロ」です。

このワイン、凄いんです。

ワインを開けると漂うシトラスの香り。

グラスに注いで、グラスに鼻を突っ込むと柑橘の芳醇な香りが押し寄せてくる。

そしてほのかな若草の芳香。といっても嫌な感じではない。

飲むとフルーティーな香りが口の中を満たすとともに、フレッシュでピチピチして弾けるかのような酸味が舌を楽しませてくれる。

柑橘を味わう

さながら、新鮮で採れたての最高級のグレープフルーツを頬張っているかのように。(といっても酸味がきつすぎることはない。グレープフルーツが苦手な人でも問題なく楽しめます)

考えただけでもよだれが止まらなくなってきてしまいます。

あと、魚系の料理と合わせるとヤバイの一言。魚の臭みが気にならず美味い。ヤバイ。

ただ、これまで紹介してきたワインと比べて値段がそこそこします。といっても2000円前後なのですが。

「今まで1000円以下だったのに!なんで高いワインなの?!」

それは、おいしいからです!!

この説明だけではあまりに不親切ですね。予算的にも厳しい人がいるかもしれません。

後ほど、その説明ともう少し安いワインも紹介したいと思います。

 酸味にフルーティーさが加わると最強

酸味だけを感じると、

「うぇっっ」

っとなり、あまり好まない人が多いんです。

酸っぱいもの

けれどもそこに「香り」という要素が加わると、全く変わってきます。

香りで甘さを感じ、舌でピリッと酸味を感じる。その2つが合わさることで絶妙なハーモニーを生み出すんですよ!

ポン酢なんかもそうですよね。ポン酢単体でも美味しいんですが、そこに「柚子」や「スダチ」の香りがガツンとすると、一気に最強の調味料になります。

香り + 酸味 = 最強のハーモニー

もうね、ほんと最強。わたしは酸味の旨さにズブズブとハマってしまいましたよ。

騙されたと思って一度ワインを飲んでみてください。

酸味を感じる、けど強すぎない、嫌じゃない、むしろ好きだーー!!となる人が多いです。今まで色々な人に勧めてきましたが、気に入ってくれた人が非常に多かったです。

そして、1つ面白い実験があるのでやってみてください。

  1. まずは普通にワインを飲んで楽しむ
  2. 次に、鼻をつまんでワインを飲む

ね、全然酸味の強さが違うでしょ!

普通に飲むと「いい感じのワインだなー」と思っていたワインが

鼻をつまむだけで「え、酸味つよーーー」

となってしまうんです。飲んだ印象って、口の中で感じるものだけでなく、鼻からの情報もめちゃくちゃ重要となるわけですね。

この実験、試してみてください。面白いですよ。

マトゥア リージョナル ソーヴィニヨン ブランを飲んで、ワインに対する基準軸を持つ

このワインを飲んでいただくと、勘のいい人だと、

「あれ!?このワイン、講座で1本目・2本目と紹介されたワインとは少しレベルが違うぞ?!」

「なんか単純じゃなくなったなー」

なんて思うかもしれません。

実はその通りなんです!気づいたあなた、流石ですねー

流石ワイン通

1本目のイエローテイルモスカートは、

甘さ

2本目のコノスル ゲヴュルツトラミネールは、

華やかな香り

を前面に押し出したワインでした。特徴が非常に分かりやすかったんですね。

今回のマトゥア ソーヴィニヨンブランは、

  • はじける酸味
  • 柑橘系のあふれんばかりの香り

と2つの特徴を併せ持ちます。今まで紹介したワインと比べて少し複雑になってきてるんです。そしてより美味しさを感じれるワインとなっているんですよ。

値段が少しお高いだけありますね、こいつは!

そしてここからが大事な話となるのですが、このワインは「ソーヴィニヨン・ブラン」というブドウで作ったワインの基準軸となります。

世の中には、ソーヴィニヨンブランを使ったワインは非常に数多く生産されています。

リカーショップに行くとソーヴィニヨン・ブランを使ったワインはたくさんあるし、レストランのワインリストの中にも、ほぼ確実にソーヴィニヨン・ブランの白ワインが一本は入っているでしょう。

それくらい世間にあふれているため、今後「あなた」がソーヴィニヨンブランを使ったワインを飲む機会もたくさんあるということになりますね。

そんな時に味の基準となるワインがあると、

「ああ、このワインは、いつも飲んでいるソーヴィニヨン ブランよりもちょっと酸味が強いな。いつものワインの方が好きだなー」

とか、

「今回のソーヴィニヨンブランは、果実味が凄いな。いつものワインより好きだぞ。この味で3000円ならお得だな。買いだめしよう」

とか、スムーズに判断ができるようになるんです。この基準軸があるかないかで、ワインライフの楽しみ方が全く変わってきますよ!

そういった理由もあって、今回は少しだけ高めだけど「しっかりとした基準となりうるワイン」を飲んでほしいわけです。

もう少し安い、マナ バイ インヴィーヴォ ソーヴィニヨン ブラン

基準軸として欲しいので、2000円くらいの美味しいワインを飲んでもらいたいですが、

「ちょっと高いよ!」

という人もいるでしょう。そこで、もう少しだけ安いソーヴィニヨンブランを紹介します。

マナ バイ インヴィーヴォ ソーヴィニヨンブラン です。

こちらも同じく、ニュージーランドのマルボロ産ソーヴィニヨンブランになります。

値段は1200円~1600円程度。これくらいの値段なら買えるよ!という人もいるかもしれません。

ニュージーランド マルボロ産というだけあって、やはり柑橘の風味がしっかりしており、フレッシュな酸味も健在

こいつもなかなか良いワイン。マトゥア ソーヴィニヨン・ブランにも負けてませんよー。

  • 柑橘系の素晴らしい香り
  • 口に含むと感じるフレッシュな酸味
  • 香りと酸味の素晴らしいバランス

基本となる上記3ポイントを満たしているので、マトゥア ソーヴィニヨンブランが高くて買えない人は、この「マナ インヴィーヴォ ソーヴィニヨン・ブラン」を飲んでみてください。

ソーヴィニヨンブランを美味しく飲むための3つのポイント

ニュージーランド産のソーヴィニヨンブランを美味しく飲むために、気をつけて欲しいポイントが3つあります。

ポイントその1:ワイングラスを用意する

1つ目のポイントは、ワイングラスを用意することです。

ワイングラス

前回の「講座その2」でも紹介しましたが、ワイングラスはワインを飲むために作られただけあって、ワインをめいいっぱい楽しめるようにできているんです。

特に香りに関しては、ワイングラスを使わない場合と比べてワイングラスで飲むと香りをめちゃくちゃ楽しめるんですよ!

なので、家に頂き物のワイングラスなんかがあったりしたら、それに入れて飲んでみてください。

一方で、家にワイングラスが無い人もいるでしょう。

この講座を「その3」まで読み進めてワインを飲んでいるあなたは、ワイン好きの素質がめちゃくちゃあります。

そんなあなたが、ワイングラスではなく普通のコップでワインを飲んでいるのは非常にもったいない気持ちになってしまいます。

ワイングラスで飲むともっと美味しいよー。もっと楽しめるよー」と。

まだ高いワイングラスを買えないな、という人はダイソーなんかで100均のワイングラスを買って様子をみてはいかがでしょうか。

ワイン美味しいし、ちゃんとしたワイングラスでも買っちゃおうかな、という人は是非白ワイン用のグラスを買ってみてください。ちょっとおしゃれなワイングラスがあるだけで、気分も全然違ってきますよ。個人的なおすすめは、「リーデル」か「ツヴィーゼル」という会社のグラスです。

そしてワイングラスでワインをめいいっぱいい楽しみましょう!

ポイントその2:冷蔵庫でしっかり冷やす

この「白ワイン選び講座」で紹介してきた今までのワインたちは、いずれも冷やして飲むのがおすすめでした。今回のワインも同様です!

冷やして飲んでこそ、香りと酸味のバランスが良くなり、「酸味って最高だな」と感じられます。

ですので、冷蔵庫でしっかりと冷やしてから飲んでくださいね。少なくとも飲む1~2時間前には冷蔵庫に入れておいてください!

ワインをしっかり冷やす

夏ですと、3時間くらいは冷やした方がよいですよ!

ポイントその3:魚系の料理かチーズといっしょに楽しむ

これも恒例となってきましたが、やっぱりワインは食べ物といっしょに頂くと、ますますおいしくなりますよ!

「マトゥア リージョナル ソーヴィニヨンブラン」と合う食事だと、わたしの場合だと、

  • 魚のムニエル
  • 魚介系アヒージョ
  • 白身魚の香草焼き
  • 魚介類のソテー
  • チーズ
  • ソーセージやベーコン

あたりを用意するかと思います。

チーズとワインのマリアージュ

豚肉や鶏肉でも意外と合います。

生魚は種類を選びます。避けた方が無難かもしれません。けれども慣れてくると「どの生魚が合うのかな?!」とチャレンジするのも1つの楽しみになりますよー

もちろん、ワインだけで楽しんでも大丈夫です!

優雅に至福の酸味を味わってみてください。

マトゥア ソーヴィニヨン ブランを楽しむポイント

  1. 冷蔵庫でしっかり冷やしておく
  1. おつまみや料理と一緒に楽しむ
  1. ワイングラスで飲んでみる

まとめ

ここまで読んでいただいてありがとうございます!!

今回は、ワイン初心者のための白ワイン選び講座[その3]ということで、至高の酸味と果実味を味わえるニュージーランド、マルボーロ産の「マトゥア リージョナル ソーヴィニヨン・ブラン」を紹介しました。

このワインを飲んで、ワインの酸味って実は美味しいんだな!!ということを実感してほしいと思っています。

ワインの酸味が楽しめると、好きなワインの種類がめちゃめちゃ広がります。すると今まで以上に、素敵なワインライフが送れますよ。

この講座を通じて、楽しく素敵なワインライフへの一歩を踏み出す手助けに、少しでもなれたらいいなと思います!

今後もどんどんと講座を続けていきますので、飲んだ感想や、こんなことを教えて欲しい、などありましたら、コメントを残していただけるとめちゃくちゃ嬉しいです

また、ワインを買いに行くのがめんどくさい場合はネット通販を利用ください。意外と便利ですよ。

それでは、マトゥア ソーヴィニヨン・ブランで酸味とフルーティーさを味わってください!

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