最近ワインに興味が出てきたあなた、こんにちは!
「ワイン初心者のための白ワイン選び講座」
では、ワイン初心者に向けて白ワイン入門として飲むのにふさわしいワインを紹介しています。
講座が進むにつれて、ワインを思いっきり楽しめるようになるのはもちろん、自らの力でワインを選べるようになっていきます!
レストランでもリカーショップでも、ワインを選ぶこと自体がワクワク楽しいものになっていきますよ。
前回の「その1」では、
甘くて飲みやすい「イエローテイル モスカート」を紹介しました。
このワインを飲むことで、ワインに対する
- 渋い
- すっぱい
- 飲みにくい
といったネガティブイメージを壊してもらいました!これでますますワインを楽しめるようになりますね。
まだ読んでいない人は、その1も読んでみてくださいね。
今回の「ワイン初心者のための白ワイン選び講座、その2」のメインテーマは、
「香りを楽しもう」
です。
ワインって、ほんとうに様々な香りがするんですよ。例えば、マスカットといったぶどうの香りにはじまり、オレンジのような柑橘系、ローズの花の香りに、チョコレートの香りといった具合に。
ワインの味だけでなく豊かな香りも楽しむことで、ますますワインが好きになり、これからのワインライフを楽しめるようになります!
では、入門として飲むべきワインを見ながら、香りを楽しんでいきましょう♪
白ワイン入門[2本目]は、果実の香りが華やかすぎるコノスル・ゲヴュルツトラミネールを存分に楽しむ
はじめての白ワイン選び、2本目は
「コノスル ゲヴュルツトラミネール ビシクレタ(ヴァラエタル)」です。
げヴゅるつとらみねーる???なにそれ、聞いたことなーい、と思っているでしょう。
大丈夫です。一度飲めば、名前は忘れても味と香りは覚えています。
「あの、ゲヴェ……なんとかっていうライチの香りがすごい奴飲みたい!!」と思うこと間違いなし。で、何度か飲んでいくうちにだんだん名前も覚えるようになります。徐々にでいいんです。
話が少しそれましたが、この「コノスル ゲヴュルツトラミネール」というワイン、味も甘すぎることなく辛すぎることなく飲みやすいのですが、その真髄は華やか過ぎる香りにあります。
グラスを近づけるだけで、ライチと花と柑橘の華やかな香りが襲い掛かってきます。それはもう、
「これでも喰らえ!どうだこれがワインの香りのすごさだぞ!!」
と言わんばかりに。もはや私達は、その素晴らしい香りにただただ圧倒されるしかありません。
そして、ワインの香りってこんなに華やかで楽しいものもあるんだ、ということを実感してもらえるでしょう。
このワインは、コンビニやリカーショップに売っています。あとはネット通販でももちろん取り寄せることができます。値段は700円~900円程度と、1000円せずにこの香り豊かなワインを味わえますよ。
あとはこのワインもスクリューキャップなのでワインオープナーを持って無くても大丈夫です!ワイン初心者にはありがたいですよね。
ワインの香りの豆知識で、もっとワインを楽しもう
ここでは、ワインの香りについて豆知識的に紹介していきます。
ですが、ぶっちゃけて言ってしまうとワインを飲み始めた段階で、難しいことは覚えなくていいです。そんなことよりもワインを飲むことを楽しんで、美味しかったワインを覚えておけばいいです。
けれども、なんでワインってぶどう以外の香りがするの?と疑問に思っている人もいると思います。ですので、雑学チックに簡単に話していくことにしましょう。
「わたしはまずはワインを美味しく飲めればいいんだー」という人は飛ばしてくださいね。
コノスル・ゲヴュルツトラミネールを美味しく飲むための3つのポイント、までジャンプする
ワインはなぜ香るのか?3つのポイント
ワインはなぜこんなにも豊かでさまざまな香りがするのでしょうか?考えたことありますか?
ぶどう本来の香りがする?
保存する間に香りがつく?
どれも正解です!!ワインの香りが産まれるのは、3つのポイントがあるといわれています。ここでは3つのポイントについて書いていきますね。
その1:ぶどうが持つ香り
ぶどう自体が持つ香りによってワインにも香りが産まれるというのが、1つ目のポイントです。
これはワインに使用する「ぶどうの種類」と「ぶどうの育て方」で決まってきます。
果物系でいくと、マスカットの香りや、ライチの香り。
花ですと、バラの香りや、アカシアの香り。
はたまた、猫の尿の香りなんていうものもあったりします。誰がそんな表現をしたのだか、おもしろいですよね。
その2:ワインを造るときに産まれる香り
ワインはお酒なので当然アルコールを含んでいます。
アルコールを生み出すために「酵母菌」と「糖」をつかいます。このアルコールを生み出す工程を「発酵」というんですね。
その「発酵工程」において、香りがつくこともあります。
たとえば、「乳酸菌」が含まれていて発酵することによって生じるチーズやヨーグルトの香りなんかが代表的です。
その3:ワインを熟成するときに産まれる香り
3つ目のポイントは、ワインが熟成するときに香りが産まれるということです。
「ワイン熟成」と聞くとどのようなイメージを持ちますか?
大きな樽が、ドン、ドンと置いてあるイメージではないでしょうか。
こういった樽の中で、ある一定の間熟成されると、樽をいぶしたようなローストな香りや、バニラの香りがしてくるんです!
樽の香りがするワインも非常に楽しめるので、今後の講座でぜひとも紹介しますね!
ワインにはどのような香りがあるのか?
そろそろ雑学にも飽きてきましたか?もし飽きてきたら飛ばしてくださいね。
コノスル・ゲヴュルツトラミネールを美味しく飲むための3つのポイント、までジャンプする
飽きてない方のために、豆知識を続けていきます!
ここまででワインの香りを挙げてきましたが、世のソムリエ達は多種多様にワインの香りを表現します。え、そんな表現もあるの?!というものもあって面白いですよ。
ここではその一部を紹介しますね。
果物系
- イチゴ
- グレープフルーツ
- パイナップル
- 洋梨
- ライチ
- 乾燥いちじく
乾燥いちじく、なんて普通のいちじくと、何が違うんだ!?と思いますよね。
植物系
- 赤いバラ
- しおれたバラ
- スミレ
- 茎
- 紫蘇
茎ってなんやねん?!と思ったりしますが、あるんですそういう香りがするワインが。
ごくたまーにですが、青々しすぎる外れのワインでこの香りがするものに当たってしまいます。飲んだ瞬間にほんと残念な気持ちになってしまいますよ。
その他
- 蜂蜜
- スモーク
- チョコレート
- 濡れた犬
- 生肉
個人的に蜂蜜の香りが豊かなワインが大好きです。今回紹介しているゲヴュルツトラミネールでも蜂蜜香がするワインもありますので、今後紹介できたらなと思っています。
他には濡れた犬、生肉なんかもあったりして、なんやねんそれと驚きですよね。獣的な臭いや、鉄感のある香りをこう表現しているのです。ほんと色々ありますね。
ゲヴュルツトラミネールの特徴的な香りとは
では、今回飲んでいただく「コノスル・ゲヴュルツトラミネール」というワインですが、その香りはというと、
- ライチ
- マスカット
- 洋梨
- グレープフルーツ
- パイナップル
- ローズ
なんかの香りがしますね。あとはほのかにミントかなと思わせるものもあります。
あとは、この「ゲヴュルツトラミネール」を使ったワインの特徴的な香りとしては、「蜂蜜」感にあふれるワインがあります。
そういったワインに当たると、ただでさえ華やかなゲヴェルツトラミネールが更に神々しくなって、至福のひと時をすごせたりするんですよ。
コノ・スル ゲヴュルツトラミネールを美味しく飲むための3つのポイント
コノスル ゲヴュルツトラミネールを美味しく飲むために、気をつけて欲しいポイントが3つあります。
ポイントその1:冷蔵庫でしっかり冷やす
「白ワイン選び講座その1」で紹介したイエローテイルモスカート同様、このワインも冷やして飲んでこそ実力が発揮されるワインです。
ですので、冷蔵庫でしっかりと冷やしてから飲んでくださいね。少なくとも飲む1~2時間前には冷蔵庫に入れておいてください!
夏ですと、3時間くらいは冷やした方がよいですよ!
このワインについては、冷やして飲んだほうが
- 香りが強調されやすくなる
- 酸味が抑えられて更に飲みやすくなる
というメリットがあるんです。ぜひ冷やしてから飲んでくださいね!
ポイントその2:おつまみや料理を用意する
やっぱりワインは食べ物といっしょに頂くと、ますますおいしくなります!
「コノスル ゲヴュルツトラミネール」と合う食事だと、わたしの場合ですと、
- チーズ(ブルーチーズ+蜂蜜も最高)
- ソーセージ+チーズ
- 蜂蜜をかけたパンケーキ系
- キムチチゲや、チーズダッカルビ
- スパイシーなカレー
- エスニック系料理
- 豚肉のソテー(塩コショウメインで味付けしたものなど)
- 中華
あたりを用意するかと思います。
いやいや、そんなの用意してないよと思うかもしれません。大丈夫です!!
食事と合わないなと思ったら、食後にワインだけで楽しんだらいいのですから!
それも至福のひとときですよ。
「けどそんなこと言っても、ワインと食事のいまいちな組み合わせは避けたいな」
と思うのであれば、酸味のある料理を避けてみてください。酸味があるものだと合わない場合も多いので、例えばマリネなどは避けたほうがいいでしょう。その点だけ注意してみてください。
ポイントその3:あればワイングラスで飲んでみる
3つ目のポイントは、絶対守ってくださいというものではないです。
持っている人だけでよいのですが、ワイングラスで飲んでみてください。
ワイングラスって、ワインを飲むために作られただけあって、よりワインを楽しめるようにできているんです。
特に香りに関しては、ワイングラスを使わない場合と比べてワイングラスで飲むと香りをめちゃくちゃ楽しめるんですよ!
なので、家に頂き物のワイングラスなんかがあったりしたら、それに入れて飲んでみてください。
え、家にないけどワイングラスで飲んでみたいという人は、ダイソーなんかで売っている100均のワイングラスがおすすめです。
そのグラスをずっと使い続けるのは正直やめたほうがいいと思います。
ですが、はじめのうちはコストもかけたくない気持ちが大きいはずです。ですのでダイソーのワイングラスを買って楽しんで見てください。ワイングラスの種類うんぬんを気にするよりも、ワインを飲むことを存分に楽しみましょう!
コノスル ゲヴェルツトラミネールを楽しむポイント
- 冷蔵庫でしっかり冷やしておく
- おつまみや料理と一緒に楽しむ
- ワイングラスで飲んでみる
まとめ
ここまで読んでいただいてありがとうございます!!
今回は、ワイン初心者のための白ワイン選び講座[その2]ということで、香りの華やかさを存分に楽しめる「コノスル ゲヴュルツトラミネール ビシクレタ」を紹介しました。
このワインを飲んで、ワインの香りを思う存分に楽しんでもらえたらいいなと思っています。
ワインの香りを楽しめるようになると、ますますワインライフが充実していきますよ。
この講座を通じて、楽しく素敵なワインライフへの一歩を踏み出す手助けに、少しでもなれたらいいなと思います!
今後もどんどんと講座を続けていきますので、飲んだ感想や、こんなことを教えて欲しい、などありましたら、コメントを残していただけるとめちゃくちゃ嬉しいです
また、ワインを買いに行くのがめんどくさい場合はネット通販を利用ください。意外と便利ですよ。
それでは、コノスル・ゲヴュルツトラミネール ビシクレタの香りも味も存分に楽しんでください!