今回は、ワインセラー選びのポイントと、はじめてのワインセラーにおすすめな小型で静かなIDEX カヴリナを紹介していきます。
家ではワインをどこに保存していますか?
台所に置いていたり、冷蔵庫に入れたりしている人も多いのではないでしょうか。
それでももちろん良いのですが、ワインセラーが一台あると、ワインをたくさん収納できますし、きちんと保存できて良いことだらけです。
けれども、家庭用のワインセラーを選ぶにも、どんなポイントに注目して選べばよいのかイマイチ分からない、という人もいるでしょう。
ですので今回は、
- ワインセラー選びの重要ポイント5つ
- わたしが実際にワインセラーを選ぶときに重要視したポイント
- 実際に購入したワインセラー「IDEX カヴリナ」を使用した感想・良かった点・デメリット
以上を順番に紹介していきますね!
家庭用ワインセラーを選ぶ上での5つの重要ポイント
それでは、家庭用のワインセラーを選ぶ上で重要なポイントを5つ説明していきます。
その1:ワインの収納本数(容量)
1つ目のポイントは、ワインセラーにワインを何本収納できるかということです。
家庭用の小型ワインセラーでも、4本しか収納できないものから32本も入るものまで様々です。
「じゃあ、何本収納できるものを買えば良いの?」
という疑問に答えると、最低でも12本は収納できるタイプのワインセラーをおすすめします。
ワインセラーを買うほどのワイン好きなら、ワインをどんどん買っていくことになりますよね。
そんなワイン好きのあなたが、4本しか収納できないワインセラーを買ってしまうと悲惨です。ほんとうに一瞬で一杯になってしまいますよ。
あとは、Amazonや楽天のようなネットでワインを買う場合、6本セット、12本セットでまとめ売りしていることも多いですよね。まとめて買って保存しようと思うと、やはり12本以上は収納できるワインセラーが断然便利です。
その2:冷却方式は何か?
次の押さえるべきポイントは、ワインセラーの「冷却方式」についてです。
冷却方式は、
- ペルチェ方式
- アンモニア熱吸収方式
- コンプレッサー方式
と分かれています。それぞれの特徴を分かりやすく表にまとめてみました。
ペルチェ方式 | アンモニア方式 | コンプレッサー方式 | |
冷却能力 | × | × | 〇 |
静音性 | 〇 | 〇 | × |
振動の小ささ | 〇 | 〇 | ×~△ |
省電力 | △ | △ | 〇 |
基本的に、冷却能力が低いものは、静かで振動が小さいけれど、電力がかかるという感じですね。
収納本数が多いほど冷却能力も必要となるので、いっぱい収納したい場合にはコンプレッサー方式がおすすめとなります。
一方で、小型で騒音が少ないものが欲しいのであれば、ペルチェ方式やアンモニア方式を選ぶことになりますね。
その3:加温機能が必要かどうか
3つ目のポイントは、「加温機能」があるかどうかになります。
これはあなたが住んでいる地域が寒いかどうかによって必要性が変わってきますね。ワインの保存温度は13度前後ですので、それよりもめちゃくちゃ寒くなるかどうかで決まります。
北海道や東北に住んでいて、ワインセラーを置く場所が、冬には氷点下であることが多い場合には加温機能は必須ですね。
一方で、
- 北海道に住んでいるけど、ワインセラーを置く場所はずっと暖かいよ。
- 部屋の温度は氷点下になることはまずないよ。
こういう人であれば、加温機能はそれほど必要としません。ずっと冷却だけしていればいいのですからね。
長期熟成をしたい場合で、冬には寒いところ(常に5℃以下とか)に置くのであれば、加温機能はあった方が良いですね。寒いとワインの熟成スピードは非常に遅くなってしまいます。
その4:湿度保持機能があるかどうか
ワインは「湿度」が低すぎても、高すぎてもダメです。低いとコルクが乾燥して空気にふれやすくなりますし、高いとカビが生えやすくなります。
短期間保存では、それほど気にしなくても良いでしょう。湿度保持機能があると値段がお高くなるので。
一方で、長期熟成をするのであれば、抑えておきたいポイントです。
良いワインを長い期間熟成させていたのに、飲もうとしたらコルクにヒビが入って劣化していた、なんてことになったら悲惨ですからね。
その5:音は静かか?
最後のポイントは、「どれくらいの音がするか?」です。
意外と軽視されがちなのですが、例えばリビングなんかに置く場合、ワインセラーの駆動音がうるさいと、結構気になるものです。
映画を見ようとしたり、部屋を静かにしてゆっくりしようとした時に、ワインセラーが「ヴゥーーン」という音をさせていると、めちゃめちゃ気になる。
しかも一回気にしだすともうダメです。ずっと気になってしまう。
一方で、物置などの普段人があまりいないような場所に置く場合は、気にする必要はありません。
ワインセラーをどこに置くのか、で音を気にするかどうかが変わってきます。
ワインセラーの音は、主に冷却方式によって決まってきます。冷却方式とあわせて考えてみてください。音が小さいのは「ペルチェ方式」か「アンモニア方式」ですよ!
なぜIDEX カブリナ(Caverina)を選んだのか?
ここまでは、一般的に家庭用ワインセラーを選ぶ上での重要ポイントを説明してきました。
次に、わたしはなぜ、ワインセラーとして IDEX カブリナ(Caverina)を選んだのか?について、何を重要視したのかと合わせて説明していきますね。
ワインセラーを選ぶ上でのわたしの重要ポイント
わたしが重要としたポイントは、以下の優先度順に考えていました。
- 収容本数は最低12本以上
- リビングに置くので、静かなもの
- 夏場は暑くなるので、きちんと冷却できるもの
- 1~2年熟成させたりもしたいので、保湿機能があるといいな
寒いところではないので、加温機能はいらない。
以上を踏まえてワインセラーを吟味していきました。
静かで、きちんと冷却できるもの、がわたしの必須条件だったので、冷却方式をどうするかで迷いましたね。
静かなものとなると、ペルチェ方式かアンモニア方式を選ぶことになります。
この2つ冷却方式の欠点は、冷却機能が弱めであることなんです。だけども夏場は暑くなるので、きちんと冷却できるものでないと困る。
「静音性」と「冷却性」をどうやって両立させるかと調べていたところ、IDEX カヴリナに出会いました。
IDEX カヴリナは静かで冷却パワーもある優れもの
IDEX カブリナは、なんと「ペルチェ式冷却ユニットを2つ搭載」しているのです!
1つで足りないなら2つ付ければいいんだよ!という素晴らしい発想。
デュアルペルチェユニット搭載!!
響きもかっこいいですね
こいつのおかげで夏場の冷却もなんなくこなせるんですね。無理してないので安心。そして静かで振動も少ない。
素晴らしすぎる!
18本収納できて、しかも保湿機能(加湿ではない)もあるので自分が欲しかった機能が全てついている。
即決でした。Amazonでポチッ。お値段約4万円。これでワインが更に楽しめるなら安い安い!
わたしが買った「IDEX カブリナ WR-5018B」のスペックを書いておきますね。
大きさ | 幅355mm x 奥行500mm x 高さ645mm |
---|---|
重さ | 約18kg |
容量 | 48L |
棚の数 | 6段 |
収納本数 | 18本 |
冷却方式 | ペルチェ方式(デュアルペルチェユニット) |
設定温度 | 10~18℃ |
最大消費電力 | 110W |
IDEX カブリナを使っての感想/良かった点/デメリット
では、IDEX カヴリナ(Caverina)を使っての感想、良かった点やデメリットを書いていきます。
実際にIDEX カヴリナを使ってみた感想と良かった点
まずは使ってみた感想と良かった点についてです。
ワイン選びが捗る
これはどのワインセラーを買ってもそうなるのでしょうが、ワイン選びがめっちゃ捗ります!
家にはワインセラーがあるからまだ買える!と置き場所を気にせずに買えるのは本当に素晴らしい。
ワインの熟成にも挑戦できる
非常に高価なワインを長期で熟成させることはやっていませんが、一万円しない程度のワインを少し置いておこう、という気にさせてくれる。
ワインの楽しみ方が広がりました。
冷蔵庫が空く
これは副次的な効果になりますね。
今まで冷蔵庫の野菜室に保存していたワインたちを、ワインセラーに移動することで野菜室が空きました。
結果、本来入れるべき野菜ちゃんたちをいっぱい入れられます。
妻にも怒られない。これ重要。
ワインがますます楽しくなる
今日はどのワイン飲もうかなーと、ワインセラーを開けることですら楽しい。それだけでもテンション上がりまくります。
これって実はかなり重要なんですよね。
楽しみな気分になれるとワインも楽しく飲めるし、普段の生活も少しだけ豊かにしてくれますよ。
ワインセラーが静か
なんかねー。Amazonで他のワインセラーのレビューとか見てると、ワインセラーがうるさいだとか、夜中突然音が出るとかあるんですよ。
しかもペルチェ式なのに。
我が家はリビングに置いているので、うるさいのはNG。
けれどもこのIDEX カヴリナだと、全然うるさくない。
温度を下げる時に少し音はするけれど、一定温度を保っている時の音は静かで素晴らしいですね。
安定感が抜群
ペルチェユニットが2つ搭載されているので、冷却機能に不安が無い。
夏場でも温度調整に問題ないし、常時フルパワーで動いているようなことも無く、見ていても安心できます。
そしてこのIDEXという会社は、防湿庫や保管庫を作っている会社なんですね。
そのためかワインセラーの作りがしっかりしています。
そういうところでも安心感を感じられますね。
インテリアとしても良い
見た目もスタイリッシュで良いですね。青いLEDライトなので、表示もおしゃれです。
IDEX カブリナのデメリット
ここまで良い点ばかり書いてきましたが、もちろんデメリットというか、こういうところが改善されたらもっといいなーという点ももちろんあります。
ですので、次はデメリットを書いていきますね。
収容本数がもっと欲しい
収容本数はもっとあって良いですね。18本収納できるけど、ちょっと足りない。
IDEXさん、もう少し容量多いワインセラーを出してくれないかなー。
完全に暗くはならない
温度が青いLEDライトで表示されるんです。それはかっこよくていいのですが、表示を完全に消すことができないので、置く場所によっては気になるかも。
我が家はリビングに置いているので問題ないけれど、寝室に置きたい場合は気をつけた方が良いですね。
加温機能がないので、寒い部屋に置く場合は注意
うちは問題ないですが、冬の間ずっと氷点下の場所に置こうとしている場合は要注意。
どうやったって設定温度にはならないでしょう。
寒いところに置く場合は、おとなしく加温機能があるものを買いましょう。
価格が4万円くらい
これはデメリットというわけではないのですが、価格が4万円程度します。
高いと思うか安いと思うか。
わたしは値段相応でよい品だなと大満足しています。
ですが、もっとお手頃価格なワインセラーを探している人にとっては高いでしょうね。
自分がどこまでお金をかけれるかを決めて、自分にあったワインセラーを買いましょう。
と、デメリットも正直に書いてますが、結局のところIDEX カヴリナってどうなの?満足してるの?
という疑問への答えは、「大大満足」という答えになりますね!
実際に使ってみて、こんな人におすすめしたいワインセラーだと感じました。
- 初めてのワインセラー。でも、きちんとしたものを買いたい。
- 夏場は暑くなるのできちんと冷えるワインセラーが欲しい。けれども音や振動は最小限にしたい
- 湿度も気になる。少しワインの熟成もしてみたい
特にはじめてのワインセラーだけど、ちゃんとしたものを買いたいという人には良い選択肢です。
安物買いの銭失いにならないようにしっかりと選びたいですね。
まとめ
今回はワインセラー選びでの重要ポイントと、IDEX カヴリナを使用した感想を書いてきました。
最後にまとめると、
ワインセラー選びでの重要ポイントは、
- ワインの収納本数
- 冷却方式
- 加温機能と、加湿機能
- 静音性
でした。
そして「わたし個人」がワインセラー選びで重要としたポイントは、「冷却性」と「静音性」の両立であり、IDEX カブリナなら両立できると考えて購入し、結果大満足となりました。
- 初めてのワインセラー。でも、きちんとしたものを買いたい。
- 夏場は暑くなるのできちんと冷えるワインセラーが欲しい。けれども音や振動は最小限にしたい
- 湿度も気になる。少しワインの熟成もしてみたい
こう考えている人には、ぴったりなワインセラーだと思いますよ。ぜひ検討してみてくださいね。