先日2/5に、熊澤酒造の日本酒である天青・吟望の「朝しぼり」を手に入れて、1週間かけて楽しみまくりました。
このお酒は時間がたつと、風味がどんどん変化していきます。どんどんという言葉ではまるで足りないくらいに変わりまくります。
一週間もたつと、
「え、これ全然別のお酒じゃね!??」
という言葉がでてしまうくらい。
日々セラーの中で、旨みが成長しているかのようでした。発酵は終わっているのに。ふしぎ。
朝一(深夜から)に搾ったお酒を、その日のうちに販売するお酒。
直前まで発酵していたお酒で、日がたつにつれて味が変化していく。
蔵元の近くのお店でないと買えないことがほとんど。すごいレア品!
熊澤酒造 湘南唯一の蔵元
日本酒「天青」を製造している蔵元「熊澤酒造」さんは、神奈川県茅ヶ崎市にあります。
湘南に唯一残っている蔵元さん。
そこの日本酒「天青」は、スッキリ飲みやすい。淡麗辛口と言えば良いのか。
それほどクセが無い日本酒。
和食とともに頂くと、ああ日本人に生まれてきてよかった。神奈川でこのお酒が楽しめてよかったなと心底うれしくなれる。
また、日本酒の天青ももちろん好きなのですが、系列で経営している「MOKICHI」グループの飲食店がわたしは大好きで、頻繁に利用しています。
熊澤酒造の豊富な地酒と、お酒にあった料理がふるまわれて、ご飯もお酒もすすみまくる。
「蔵元創作料理 天青」
和食が美味しい、ゆったりとした空間と行き届いた気配りが人気。
日本酒に合う、こだわりの和食創作料理が特徴。
大切な人と大事なひと時を過ごすのに最適。
「モキチ・フーズガーデン」
豊富な地ビールとともに、釜で焼き上げるアツアツでおいしいピザ!最高のひと時が味わえる。
こちらは大人数でワイワイ楽しく飲むのにピッタリ。気の知れたビール仲間と、ピザやイタリアンを堪能しながらビールに日本酒に楽しめます。
天青朝しぼり。搾りたて当日は若さあふれる(1日目)
肝心の「天青 朝しぼり 吟望」
搾った当日は、取れたてピチピチ。なんせ数時間前までは、蔵元で大事に大事に発酵させていたんですから。
日本酒でありながらわずかに微発泡。シュワシュワというより、「プチッ……プチッッ…」という感じ。直前まで頑張って発酵してたんだなあと、感動もひとしお。
飲んだ感想としては、わたし若いよ!!というイキイキさ、フレッシュさがありながら、後味には日本酒だなと思わせる米の味と、わずかな苦味。
季節ものとして楽しい!
これがどう変わっていくのか、ここから楽しみすぎます。
天青朝しぼり。3日目のお味
今日も一杯、朝しぼりを楽しむ。
3日目は、日本酒感が少し出てきた!初日よりも好みになってきた。
やばい、一週間後が楽しみ。ついつい飲みすぎちゃうのを抑えて、置いておかないと。
天青朝しぼり。1週間後がまた美味い
「あ、これ美味しい。間違いない」
初日のピチピチっぷりは薄れるかわりに、フルーティーさとちょっとした甘さとが出現。
いやー旨い。
アジのお刺身とともに頂いたけれど、絶妙に合っている。このお酒は刺身だな。特に脂ののったやつ。
魚の芳醇な脂と甘み、そこに醤油を少々、そして天青朝しぼり。この3重奏が奏でるハーモニー。口の中で混じりあってとろける甘みと旨み。控えめに言って最高です。
食後にもゆっくり楽しもうと思ってたが、お酒は刺身とともに無くなってしまった。恐るべし。
初日は、実力を隠していた天青朝しぼり様ですが、日が経つにつれてどんどん変身しました。
「その変身をあと2回もオレは残している」
一皮も二皮も剥けて、旨味をバシバシ出してきます。
こういう変化をゆっくりと楽しめるような人には、最高のお酒ですね。
飲んでみたいけど、どこで買えるの?
わたしは、神奈川県横浜にある、Kissyo selectで予約して買いました。Kissyo select系列はどこでも買えます(受注本数のみ取り扱いなので、予約必須)。
他にも、天青 朝しぼりを仕入れるお酒屋さんであれば、予約して買えるところがあります。
一升瓶1800mlだけでなく、四合瓶の720mlでも販売してくれるのが嬉しいところ!
わたしは今回様子見で720mlで購入しましたが、今度からは一升瓶を買ってしまいそうです。長く楽しめるから量があっても問題ない感じ。
お値段は、今回の天青朝しぼり吟望ですと、
- 1800ml:2700円(税抜き)
- 720ml:1500円(税抜き)
です(2018年2月)。千峰だともう少しお高めで、
- 1800ml:3150円(税抜き)
- 720ml:1800円(税抜き)
となります(2018年3月)。
販売時期は、主に冬ですね。
2017年度であれば、Kissyo selectでの取り扱い日は、
- 2017/12/7:天青 朝しぼり 風露
- 2018/2/5:天青 朝しぼり 吟望
- 2018/3/12:天青 朝しぼり 千峰
になります。今後の参考にしてください。
まとめ
天青朝しぼり、吟望。想像以上に楽しめました。
日がたつにつれて風味が成長していくのがおもしろく、わが子の成長を見守る親のようにワクワクしっぱなしでした。
3月には千峰の朝しぼりが手に入りますので、また全力で楽しみたいと思います。
もし手に入るなら一度は飲んでみてください。
楽しい日本酒で、良い人生を!